プロフィール




1988年(昭和64年)4月 京都で美術研究所に通う

1989年(平成元年) 大阪芸術大学芸術学部美術科に入学

1990年(平成2年) 2回生の時日本画の授業を取り、初めて岩絵の具などを知る

1992年(平成4年) 大美展に「夢の木」が初入選

1993年(平成5年)  大阪芸大美術学部日本画科卒業

1998年(平成10年)10月 京都、ギャラリー射手座にて初個展
                  毎日新聞に載る   
2000年(平成12年)   HP「美術館伊賀流」開設

2003年(平成15年)10月 伊賀奎子著(文芸社刊)「山寺の妻の記」の
                  表紙絵担当

2004年(平成16年) 3月 伊賀洋昭著(禅文化研究所刊)「山中独語」の 
                  表紙絵担当
              4月  東京・銀座、ぎゃらりぃ朋にて個展
                  山口新聞に載る
              7月  京都、石田大成社「日本画の100」展
              11月 仙台、ギャラリー青城2nd
                  「袋小路の0号展」佳作  

2005年(平成17年) 4月 現代日本美術会、特別賞及び会員推挙賞受賞
                 山口新聞掲載(4月29日朝刊)
2006年(平成18年) 6月 仙台カフェ・マティスで個展
                 河北新報夕刊「創」にインタビューと写真掲載
2007年(平成19年) 7月 第24回福井サムホール展入選
2010年(平成22年) 3月 第2回全国サムホール展




好きなもの


画家


         (日本画)

広田多津 裸婦の絵がすごく好き。教えをこいたかった。創画会。
菊池契月 ものすごく上品な人物画。初めて大学の図書館で見てから自分の中で特別の画家になった。
竹内栖鳳 独自の技術がものすご〜い。感覚的に好き。
甲斐庄楠音 独特の女性の絵に情念こもる。濃いところが好き。
梶原緋佐子 ただきれいな美人画ではなくて、訴えたいことが伝わるリアルで繊細な女性像が素晴らしい。
川端龍子 大胆な構図に見事な描写。色もあれだけ惜しみなく緑青や群青を生かして使っているので観て
いるだけで爽快になる。
西村五雲 動物の絵が素敵。巧みでおしゃれな筆さばき。大学生の時に初めて知って、ずっと好きでした。
いつか動物にも挑戦したい。


         
      
     
    
     (洋画)


ヴィンセント・ヴァン・ゴッホ 子供の頃から家に絵が(印刷した物)かけてあり、慣れ親しんでいた。
トゥールーズ・ロートレック 高校生の頃からかな?好きで、線がしびれる。
エゴン・シーレ 歩いてて、画材屋の絵葉書ラックで、遠目に気になる絵葉書があって(少女二人の絵)
近寄って見たのが初めてシーレの絵を知ったきっかけだった。それから大阪で展覧会に行き、
しばらく熱中した。
    オディロン・ルドン     テーマの幻想性、色の強烈な魅力。好きです。                       
ヘンリー・ダーガー アール・ブリュット(生の芸術)展を観に行き、衝撃を受ける。ダーガーはお掃除夫だったそう。
薄い紙に両面びっしりと描かれた戦う少女たち。その続きを見たくて、、。
10年前から本屋さんで見たことはあったけど、惹かれつつも買えず、最近やっと画集を購入。20代まで見ていた夢(眠った時の)を
思い出させてくれる、自分の中に深く眠る誰にも話しようがない物語を既に描ききっていたおじいさんは私にとって、謎を解く一人の
キーマン。


         
       

          (彫刻)

ジャコメッティ あの細くてごつごつした形が好き。
舟越桂 人物像の雰囲気や顔が好き。国際的に活躍されているところも嬉しい。

  

         
(詩人・作家)

名前 お勧め本
リルケ たま〜に取り出して読んで見る。希少価値と思う。 若き詩人への手紙・若き女性への手紙
スタンダール 又読み返したい本。なるべく若いうちに。 赤と黒
中島らも 大学の先輩です。ほとんど持ってる。1日1回読まないと過ごせない時期もあった。
天国でお酒を飲みながら面白そうに下界を見下ろしてる気がする(笑)
今夜すべてのバーで、訊く
町田康 よくわからないけど、読むと元気になる。これも中毒性。 へらへらぼっちゃん、くっすん大黒
天童荒太 はまった。映画アジアン・ビートの脚本もよかった。本の表紙が舟越さんの作品というところも素敵。 永遠の仔・あふれた愛
巡礼者たち
田口ランディ はまった。すごく深い経験した人じゃないと書けないような文章だと思う。鋭いです。 コンセント、もう消費すら快楽じゃない彼女へ
トリイ・へイデン 友達に勧められて熱中した。想像を超えたいろんな子供達が描かれていて、その内容がすごい。お話がおもしろい。 シーラという子、ひまわりの森
桐野夏生 読み始めると止められなくなる。乾いた文体に哀愁が漂う。苦手なハードボイルドばりの内容なのに読ませてくれる。TVや雑誌で桐野さんの顔を見ると、なぜか嬉しくなる。上がった目、鋭い視線はまさに時代を駆け抜ける顔。 顔に降りかかる雨
天使に見捨てられた夜
小池真理子 以前からよく読んでます。今時の若い人にはない悪い魅力や人間の破びの美に魅かれる気持ちを忘れさせないでくれる。徹子の部屋で話しておられる内容もさ〜すがあ、、。 水の翼
角田光代 同世代の女性として共感したり、見習いたくなったり、魅力が尽きない作家。特に「対岸の彼女」は外に出たい勇気が欲しい女性は必読。きっと勇気がもらえます。これからも読んでいきたい。 対岸の彼女、酔って言いたい夜もある



(漫画)

萩尾望都 小学生の頃初めて「ポーの一族」を読んだ。絵もお話も幼い自分には難しかった。
でも、昔のヨーロッパの雰囲気はこの漫画で初めて知ったのだと思う。大人になるにつれて
絵も話もどんどん好きになっていった。スケールも内容の深さも絵の上手さもすごい。
一緒に成長していった気がする。
ポーの一族、11人いる!
残酷な神が支配する
大島弓子 やはり小学5年の時。母が誕生日のプレゼントに「綿の国星」を買ってくれた。最初は細い線の絵や幻想的なお話が苦手で読めなかった。しかし、高校生になって、読み返した時、なんてすてきなかわいい漫画だったのか〜、と開眼。それ以来出る本は全て買った。いかにも少女絵風なんだけど、時々内容の深さや深刻さにしみじみする。
綿の国星
秋日子かくかたりき
山岸涼子 ヘビーで怖い人間の心理を描く。気持ちが弱っている時は読めない。
人物が色っぽい。濡れ場の絵がリアル。「日出処の天子」はすごい〜。せつないラストは忘れられない。
「テレプシコーラ」は少女漫画の王道をいくバレリーナを目指す少女たちの物語ではまりまくり中。
日出処の天子、天人唐草
安野モヨコ エッチなところも好きでした。結婚前に読むなら「ハッピーマニア」がお勧めですが、覚悟は決めないといけないかも。 脂肪という名の服を着て
魚喃キリコ 20代に夢中になりました。私よりもずっと若い方なんですが脱帽です。日本画家も唸らせるような流麗な線の人物。構図も斬新。現代的な若い人のリアルで痛いようなお話ばかり。ハルチンで気楽に入ったら、痛々しいラヴでぐさり。 ハルチン、痛々しいラヴ       
小栗左多里 あまりにもヒットした「ダーリンは外国人」。外国人と結婚したらこんなに面白かった。というのがよくわかります。
修行体験記も気になる、、。
ダーリンは外国人



(映画)

海の上のピアニスト 特殊な環境の人の話なのに、見てるうちに自然と入っていけた。
1度見たときよりも2度目のほうが内容が自分に染みとおってきて、しみじみした。
タイタニック 夢のような話で良かった。ジャックはヒーローで、ディカプリオでマッチ。でも、あんまり素敵過ぎてリアルに感じられなかったのが残念。
ニュー・シネマ・パラダイス おじいさんが故郷を離れる主人公に言う言葉が好きだった。もう1度ノーカット版で観たい。
グロリア(古い方) ヒロインがすご〜くカッコ良かったし、話もおもしろかった。これももう一回観たい!
ギルバート・グレイプ ジョニー・デップのお兄さんぶりがとても健気。ディカプリオを初めて知ったのはこの映画で、今より純に演技してる気がする。イイ映画でした。
アリゾナ・ドリーム これもジョニー・デップ主演。幻想的なお話がグー。
2番目に幸せなこと    マドンナがいい。ルパート・イヴエレットはもっといい。こんな素敵なゲイの友達がいたら、、と夢見た人は私だけではないはず(笑)
   アメリ                 あまりに評判がよいのでついに見てしまった。ららら、主役の女性がかわいいだけじゃなくて、面白くていい子!こんなふうに見終わった時にじんわり暖かい気持ちになれたのは珍しい。又見たくなる映画。
ノッティングヒルの恋人      主演のヒュー・グラントが持ち味のいいところを全部出してる。こんなことあるわけないじゃん。と思いながらも浸れる気持ちのいい映画で不思議と何回見ても笑えるし飽きない。


(ドラマ)

デスパレートな妻たち 崖っぷちにいるアメリカ郊外に住む妻たちの日常。個性的で魅力的なキャラクターたちの、えっ、こんなことあるかも、、!?というような日常にはまるはまる。自分も崖っぷちだと思って見ていたが、全米のみならず日本中でもブレイクしそうだということは、世の中の大抵の奥さんたちは皆それぞれぎりぎりのところに生きているのかもしれない、、なーんて思う。
sex and the city 主人公のキャリーを演じる女性がすごく魅力的です。上げ下げ自在の眉と豊かな表情と何を着せても決まるスレンダーな体。
異性との恋愛関係よりも女性同士の友情がよく描かれていて、うらやましいほど密な関係なのが意外で面白い。
現代女性の本音はアメリカでも日本でも変わらないのだな〜と思う。



(音楽)

平原綾香 最初は全然好みの歌でもタイプでもなかったのに、、いつの間にか彼女の歌に励まされ癒されてました。
特にドラマ「優しい時間」のテーマ曲と2006年トリノのテーマ曲が好き。
綾戸智絵 TVで見かけた時はうるさいおばはんやなあ、、と反感を持ったのに、最近は疲れた時に聞くと癒される、元気になる。いつかライブに行きたい。
マイケル・ジャクソン ファン歴20年以上。生まれて初めて買ったレコード!が少年時代の正攻法で歌ったマイケルの集大成アルバムだった。(コアなファンしかわからない(笑))高校生の頃はファンだということでからかわれたものです(^_^;)顔がめまぐるしく変わっても、やっぱりあの歌声が好きなんだと気づく。現代のハーメルンの笛吹き男だと思っています(笑)
クリスティアン・ツィマーマン 現代最高のピアニストと言われてます。ルックスもかっこいいです。
ショパンも大好きですが、私はラフマニノフで、クールで技巧派なツィマーマンが感情をぶつける演奏が一番好きです。
いつ何度聴いても痺れます。